コシ無し美味し

先日、都内で伊勢うどんの専門店へ行ってきました。

三重県伊勢市の名物で伊勢神宮の帰りにおかげ横丁で食べるのがお約束らしいのですが、以前私が行ったときには早朝の8時とか9時だったのでどこも開いておらず、悲しい思いをしたのを覚えています。
今回はそのうどんだけリベンジという事で。

三重県のポスターが沢山貼っている店内で注文すると、やたら太いうどんが運ばれてきました。
具材は葱と大量の鰹節、そしてトッピングで半熟玉子。
タレはかなり濃い色の物がぶっかけのような量でかかってます。

うどんを食べてみると、伊勢うどんの特徴であるコシの無さがわかります。
食べるとコシは無いけど麺の太さが生み出す抵抗力があり、モグモグと噛んでいると麺の美味しさが感じられます。
そして見た目とは正反対の、ダシの甘味のある柔らかな味。
大量の鰹節を混ぜるといやはや美味しいものでした。

食べて感じた、うどんに正解っていうものは無いんだと思うのですよ。
最近は日本全国をいわゆる讃岐うどんが席巻していて、それはそれで美味しいですし、私も香川県で食べたうどんは美味しかった(高松の連絡船うどんが好きです)思い出があります。
あとは風邪ひいた時に食べる、めんつゆ直茹でぐでぐでうどん的なものも好きです。

伊勢うどんはこのどちらでもないけど、美味しいんですよ。
食べていると感じる麺の美味しさといいますか。
讃岐うどんと比べるとコシが無くて美味しくないっていう方は、何度か食べてみると美味しさがわかるようになるかもしれません。

そういえば埼玉のうどんも福岡のうどんもどちらかといえば柔らかめですね。
福岡のうどんはたしか普通より長い時間茹でているというお話でしたっけ。
伊勢うどんの場合は常に麺を茹でており、お客さんが来た時にすぐに提供できるようにしているとか。
お客さんが美味しいようにじゃなくて、伊勢参りでやってくる大量のお客さんに食べさせるように、お湯にずっとうどんを入れたままグツグツ煮立たせていたのですね。
そりゃあやわらかくもなりますねえ。

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